iPadカーナビシステムの全貌
この広い画面からポータブルナビには戻れない。上の写真は充電しながら使用。
ダッシュボードの上に置いたDUAL GPS 150
上の点のように見えるのがブルートゥースのパイロットランプ。ブルートゥース接続が確立すると青いランプが常時点灯する。右はGPS用のランプ。正常に受信していると黄緑のランプが点灯。左はバッテリー用。充電レベルが下ると赤く点滅する。下のマークがスイッチ。これが押しにくい。改善してほしい。
左の白いのは車載専用にしている古いiPod。右の黒いのはPocket WiFi。ネット接続が必要な時に使う。シガーソケットに2口のソケットと5V1A、5V2.1AのUSB充電口を増設してある。これでiPad、GPS150、Pocket WiFiを充電しながら使用できる。もちろんどこの携帯もスマートフォンも充電OK。
もうケーブルだらけ。黒の右から、GPS150用USBケーブル、GPS150用USBカーチャージャー、Pocket WiFi用USBケーブル、携帯用USBケーブル、iPod touch用カーチャージャー&FMトランスミッター。iPad用のUSBケーブルは最初の写真で使用中。
車で長距離ドライブをよくやるので、カーナビは必需品です。これまでソニーのポータブルナビゲーションnav-uシリーズを使っていました。しかし、地図がすっかり古くなってしまい、地図にない道がどんどん増えてしまったのです。地図データを入れ替えればなんとかなるのですが、新しい地図データは1万8000円もします。しかも、更新しても1年遅れになります。高いのに不完全なわけですから、どうにもお金を出す気になれません。
なんかいい手はないかなあと探していて、「MapFan」にぶつかりました。しかも、東日本大震災のあとだったので、支援を名目に無料で提供されていたのです。ラッキー!、さっそくインストールしました。このときはiPod touchだったのですが、その後しばらくたってIDの違うiPad(WiFi)にインストールするために購入したのです。2300円。
しかし、GPSがないため、とりあえずwifiだったらどうなるか、E-Mobileの「Pocket Wifi」を使って試してみました。結果はまったくだめ。もちろん現在地は指し示しますが、移動にカーソルが追従してくれません。忘れたころにジャンプするように移動します。これはいかんぜよということで、GPS受信機を買うことにしました。
ネットで探したところApple認定のブルートゥース接続のGPS受信機「DUAL XGPS 150」(1万2800円)を発見。これと「MapFan」と組み合わせて使うことにしました。テスト結果は上々。「MapFan」はWiFiのみのiPadやiPod touchには非対応になっていますが、実用になんの問題もありません。普通の交差点は拡大しないし交差点名(画面に文字での表示はある)も読み上げませんが、「あと何百メートルで右左折」をきちんとアナウンスします。高速道路の入り口や分岐はどうなるのかまだわかりませんが、多分大丈夫でしょう。
「MapFan」は購入すると地図データをすべてダウンロードするタイプなので、ネットに繋がっていなくても地図を使えます(iPad,iPodのMapはネットに接続しないと使えない。ナビソフトにもそういうのが多い)。検索するとなるとネット接続が欠かせませんが、例えば自宅で事前にルートをひいておけば、ネット不要で目的地まで行くこともできます。なおかつ、地図は見やすく、ルート検索も速いのです。