2011年2月25日金曜日

春一番に希釈液肥の酸度を計る

春一番、春男が裸でびゅーびゅーいいながら走り回っています。南の風が暖かい。雨よ、降るなよ。ま、上天気で万が一にも雨なんか降りそうもありませんが。南の強風で雨が降ると、我が家は雨漏りがするのです。だいぶ壊れかけてます。

あと1カ月ほどで、ブルーベリーの施肥が始まります。「ブルーベリーの肥料」と銘打った固形肥料を買ったのですが、液肥も使ってみることにしました。どれにするかいろいろ迷ったあげくに、1番手に入りやすいハイポネックス原液にしました。窒素6(うちアンモニア性窒素2.90、硝酸性1.05)、リン酸10、カリ5の配分で、苦土やマンガン、ホウ素など15種類の栄養素が含まれているそうです。肥料としてはなかなかよいものです。

問題はphです。ハイポネックスの1000倍液(水1000cc+ハイポネックス1cc)を測定したところ、中性に近い弱酸性を示しました。もっと酸性にしたいので、竹搾液を加えてみました。事前にハイポネックス・ジャパンに「混ぜても大丈夫か」と問い合わせたのですが、ジャパンでは「変質したりするといけないので、単独で使ってくれ」の一点張りです。状況をいろいろと想定したテストなどしていないようです。

しょうがないので、ハイポネックス1000倍液に何段階かに分けて、竹搾液を加えてみました。結果は100倍でも物足りないところで、50倍ぐらいの濃度にしないと適正な酸度になりません。竹搾液の推奨濃度は300倍なので、50倍じゃ濃すぎて障害が起こるかもしれません。もう少し考えてみます。変色したり、沈殿物が生じたりはしなかったので、混ぜても問題ないような気がします。

ハイポネックス1000倍液
どうですか、6.5と7.0の間ぐらいかなあ。6.5のほうに近いかな。
7.0が中性です。
ハイポネックス1000倍、竹搾液250倍液
6.5に近い6.5と6.0の間ぐらい。
ハイポネックス1000倍、竹搾液100倍液
6.0に近い6.0と5.5の間ぐらい。
ハイポネックス1000倍、竹搾液50倍液
4.5と5.0の間ぐらいですか。このぐらいがちょうどいいのですが、50倍じゃ繊細なブルーベリーの根にはきつくて障害が起こりそう。

2011年2月5日土曜日

ホームベルを買ってしまった

足腰が、ふくらはぎが痛いこと。吾妻山公園に登っただけでこのありさま。なんということでしょう。

畑に行ったついでに、すぐそばのJA湘南「あさつゆ広場」に寄ってきました。昨年の秋から売っているブルーベリーの苗木がまだ残っていて、ぼーっと見ているうちについ手が伸び、「ホームベル」のポットをつかんでしまいました。こうなったらもうしょうがありません。また1本、ブルーベリーが増えてしまいました。いいかげんな奴です。

で、せっかくホームベルの本物ができたのだから、路線変更することにしました。今あるホームベル実生3代目を思い切ってやめちゃうことにしました。かわいそうな気はするのですが、ホームベルの実生(みしょう)の実生では果実の質はまったく期待できません。実生からいい品種が生まれることもたまにあるようですが、簡単にはいきません。

入手したホームベルは何年生なのでしょうか。2年生ということにしましょう。つまり今年で3年目です。姿形はいいとはいえません。枝の出方も変です。根元から出ている細い枝は完全に枯れ、真っすぐ伸びたシュートは先が霜枯れしています。遅くに出たシュートで、先端が固まる前に寒さにあたったためでしょう。花芽が着いている枝もありますが、ちょっと細すぎかなあ。いろいろありますが、ブルーベリーはやりようですから。

2011年2月4日金曜日

菜の花の吾妻山公園へ

二宮(神奈川県中郡二宮町)の吾妻山公園に行ってきました。JR二宮駅北口を出てすぐの町役場の横の坂道を行くとすぐ登り口があります。そこから急な階段が200段とちょっと。ふーふーと階段を登って、さらに山道をだらだらとしばらく歩くと、頂上の芝生の園地に出ます。

園地の端の斜面には菜の花が。毎年テレビでもやってますね。「吾妻山公園の菜の花が見頃になった」って。菜の花の数はそう多くないのですが、見晴らしのいい園地から菜の花の向うに相模湾がきらきら輝き、遠くには箱根の山々や富士山。菜の花の香りも漂い、気分はとてもいいのです。この日は残念ながら天気が良すぎてもやがかかり、初島も大島も富士山も見えませんでした。

帰りは急階段とは別のだらだら階段で下山。まあだらしのない足はすぐ悲鳴をあげてしまいました。へんに汗をかいて、風邪も少し悪くなったかもしれません。

二宮町には相模国二之宮の川匂神社(かわわじんじゃ)があります。地名はそこからきています。ちなみに、三之宮は伊勢原市三ノ宮にある比々多神社(ひびたじんじゃ)、四之宮は平塚市四宮の前鳥神社(さきとりじんじゃ)。一之宮は寒川町宮山に鎮座する寒川神社(さむかわじんじゃ)です。鶴ケ岡八幡宮も一之宮ですが、こちらは新参者で鎌倉幕府の押しで一之宮になったのでしょう。

山道のわきに群れる水仙








芝生の園地。見晴らし最高。しかし、もやってなにも見えず。

もやで箱根の二子山や駒ケ岳も消えてしまいそう。富士山は見えなかった。
 1月10日のAFP電で満開となっていたから、菜の花の花期って長いんだな。