2011年7月23日土曜日

キウィを半分ばっさり、残り半分の無事を祈ろう!

春の葉の展開遅れを取り戻して、たくさん実をつけたキウィフルーツ。今年はいけそうだと思っていたのだが、とんでもないことになってしまった。昨年の病気が再発し、葉がバサバサと落ちる。西日よけにしている垂直棚でどんどん広がり、実の成長もかんばしくない。水平棚のほうに病気がうつっては全滅してしまうので、意を決して垂直棚の木を全部切ってしまった。

25年楽しませてくれたのに、切るのはほんの一瞬だ。こんな病気にかかったのは、昨年が初めて。殺菌剤を撒かなかったものだから、今年に引き継いでしまった。住宅地で広範囲に飛び散るので、農薬は撒かないことにしている。なので、切って病原をなくすしかないのだ。昨年はキウィヒメヨコバイが出てこないぜって喜んでいたら、葉が変色して落ちだした。今年もキウィヒメヨコバイがいなかったなあ。病菌に犯されるとキウィヒメヨコバイも不味いのかな。

これが何病かというと、それが確とはわかりません。これまで勝手に角斑病だと言ってきましたが、病状がぴったりはまりません。キウィのやっかいな病気に「かいよう病」というのがあって、葉の症状はそれに近そうなのですが、木や枝の状態はまったくあてはまりません。うーん、なんだろ。かいよう病の葉のみバージョンかな?

右の葉に少し褐色の斑点が見える。これが初期症状で、病状が進むと左の葉のように斑点が広がり、葉が少し黄色になる。
さらに進むと斑点は明るい茶色になって広がり、黄色も強くなる。
さらに茶色が広がる。後ろの葉はまだ初期症状だが、早くも全体に黄色がさしている。
ついにはガサっと落葉してしまう。ここまで病状が進む前に落ちてしまう葉も多い。
水平棚から伸ばした幹をばっさり。悲しい。もっともとから切りたいのだが、健全なほうへ病原菌をまき散らしかねないのでやめている。







西日よけがなくなってしまったので、急きょすだれを買ってきて西日よけに。樹木のほうが風情があるし、効果も高い。
水平棚のほうはまだ大丈夫だが、去年はこちらでも少し葉が落ちたから心配。それに、左に伸びた枝からうつってなければいいが。
実もちゃんと育っている。後は無事を祈るしかない。頼むよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿