2012年11月30日金曜日

しっかりもんのキャベツを採ってみた

キャベツがきれいに丸くなってきました。まさに玉のようにです。ちょっと小ぶりなのですが、収穫してみます。丸くなったまわりにも、スカートを逆さまにしたように大きな葉が広がっています。すごくきれいで美味しそうなのですが、ここを食べてもそんなに美味しくないんでしょうね。
キャベツがだいぶ巻いてきたので1個だけ収穫することに
巻きの重ねが少したりないのか、小ぶりです 。少し肥料がたりなかったかな。
めくるように地際を出して
包丁でばっさり
小ぶりだけど、けっこうしっかりしている

2012年11月29日木曜日

紅葉は植え替えの合図

ブルーベリーが見事に赤く染まってきました。ちょっとくすんだ、独特の赤です。鉢植えのブルーベリーが紅葉すると植え替えの季節です。ブルーベリーは11月末と2月末の2回、植え替えのチャンスがあります。11月末に植え替えると厳冬になる前に根を伸ばし、早春の活動をしっかりと支えられます。実は11月末から2月末の休眠期の3ヵ月は、ある程度の気温がある地域なら、どのタイミングで植え替えてもかまいません。休眠期ですから、根鉢を崩した植え替えができます。

パウダーブルーの紅葉

パウダーブルーが真っ先に紅葉しました。次はホームベル。でもここまで赤くはありません。去年挿し木した2年生の苗と今年挿し木した苗は、まだ緑のままです。その苗木から植え替えます。
 水を通しておいたピートモスに鹿沼土をブレンドする。これがブルーベリーの用土。
まずは1番大きく育ったノビリスから。立派に育った2年生。大きめの鉢が良かったのかもしれない。
鉢から抜いて根鉢を崩す。おっと、水気がなくてかさかさだ。あんなに降ってみんなうるおったはずなのに。大丈夫かな。
一回り大きな鉢に、用土を入れ、適当なところで根を据えて、まわりを用土で埋めていく。ほんとは二回り大きなのにしたかったのだが、なかったのでしょうがない。
ぎゅぎゅ詰めて完成。用土はかなり詰め込んでも、ピートモスだけに時間とともに詰まって地際が下ってしまう。なので高めに植えておく。










植え替え完了。左側はやはり植え替え済みのデライト。右側はオリーブの小木。















続いて今年挿し木したちび苗を
かなり大きな鉢に植え替える
スポッと抜くと
根がしっかり回っているのがよくわかる
根鉢をここまで崩して
地際を高くして植え替える。
途中経過は省略。












ちび苗を5鉢植え替え完了。合計7鉢。









2012年11月24日土曜日

112の植え穴にぴたりとはまった奇跡のタマネギ

タマネギの苗を植えました。中生(なかて)の品種です。晩生(おくて)も植えたかったのですが、タイミングよく苗が入手できなかったので中生にしました。早生(わせ)のタマネギはサラダなんかに使えて食べやすいのですが、貯蔵が効きません。貯蔵には晩生がいいのですが、中生でもなんとかなります。

なぜ貯蔵かというと、タマネギは15~20センチ間隔で植えるので、狭い地面でもすぐ50本、100本植えられちゃうのです。そんなに植えなくてもいいような気もしますが、苗も最低50本単位で売られていますから。苗を買ったら全部植えなくては。貯蔵が効くし、占有面積も少なくていいので、多くても問題なしです。そんなわけで100本植えることにしました。100本なんか少ないほうで、市民農園でも300本ぐらい平気で植えています。

ソラマメを植えた畝の半分弱のスペースにタマネギを植えることに。事前に堆肥を入れて耕しておいたところに有機のぼかし肥料をすき込み、穴あきの黒マルチを広げ、
ぴたっと張っておいた。
マルチはあまり好きではないのだが、タマネギの植え穴を計っていくよりは穴あきマルチを使ったほうが便利。それにこれだけ穴があいていれば、密封する感じではないのでいい。たったこれだけの面積で112本植えられる。
タマネギの苗50本を買ってきたぞ。
ちょっと育ちすぎだが、ま、いいだろう。
根はたくさん出ている。
植え穴を開け
なるべく根を切らないように
差し込んで
深植えにならないようにして穴を埋め
最後に根際を押さえて保持してやる
50本売りだが、実際には59本あった。
実は22日にすでに苗を植えていた(左半分)のだが、写真を撮っていなかったおそまつぶりで今日のお話に。
22日分は50本売りで53本、今日の分が59本だったので、なんと112の植え穴にぴったりとはまったのだ。奇跡だ。

2012年11月8日木曜日

ソラマメさん、大きくなってねなんて

ソラマメの種をポットに蒔き、育てた苗を畑に植えました。種から始めると、自分で生み育てたような気分になれます。しっかり植えたから、丈夫に美味しく育ってくれよ。

ポットに種を蒔いて、乾燥させないように不織布をかけておく。
10月18日に蒔いたもので、写真は26日の状態。25日に発芽した。
まだ発芽していないのもあるが、土のなかで芽が動いている。ソラマメの種をポットに蒔く時は、オハグロを下に向けて挿し、空気を補給するためにお尻を土から出しておく。
種の周囲の土が、芽に突き上げられて盛り上がったいるのがわかる。
はい、こんにちは。













 10月29日の状態
ほとんどの種が目覚めたが、まだまったく動いてないのもある。
早いものはもう5センチほどになっている。











畑の準備をしないといけない。種を蒔く2〜3週間前に、定植する畝に完熟堆肥と有機石灰を入れて耕しておく。
さらに1〜2週間前に、ボカシの有機肥料を入れ、また耕す。
まずシャベルでおおざっぱにすき込み、スコップで丹念に混ぜ込んでいく。土の塊はできるだけ細かく砕いておく。シャベルやスコップ使う人はほとんどいません。普通は鍬を使います。
畑の準備オッケー!
向こうに見えるのはブロッコリー。その手前の小さいのはイチゴ。手前はサツマイモが植わっていた畝。春まで養生します。









11月1日
さらに伸びてきたが、まだびくともしないのもある。最終的には蒔いた18個の種すべてが発芽した。









11月7日
早いものは本葉3枚になった。予定していたより早いのだが、畑に定植することに。これ以上ポットに置いておくと徒長してしまう。すでに徒長気味のものもある。
さあ、植えるぞ。広い畝なので2条植えにする。しかし、2条植えには少し狭いので、ジグザグの千鳥植えにする。
ちゃんと巻き尺で40センチづつ間隔をあけて、植え場所を決める。
植え場所に1ポットづつ置いておいて













植え穴をあけ、苗を傷つけないようにポットからそろりとはずす。根を切らないようにしないといけないが、油断していると水抜き穴付近の根を切ってしまう。
1列植えて、2列目を用意。1列目の端の位置より20センチずらし、あとは同じように40センチづつ間隔をあけて位置決めしていく。ほんとうは2列いっしょにやればいいのだが、目印に使う棒が1列分しかなかったので別々にした。写真の左下に見える穴が1列目と同じ位置。





1列7本、合わせて14本の植付け完了。これで畝の横幅の半分強を占める。残りの半分弱には、もうしばらくしたらタマネギを植えます。