ほぼ完全に枯れてしまっていたバナナミントに、若葉が目立つようになってきた。柔らかいやさしい葉だ。そんな葉っぱのせいなのか、気候の影響を受けやすい。乾燥も過湿も嫌いだ。寒すぎるのはもちろんだめだし、暑すぎるのも好きじゃない。でも、弱いのにしぶといのだ。乾燥して枯れても、寒くて枯れても、恨み言ひとつ吐かないで復活してくる。葉の間に指をくぐらせると柔らかい香りが着く。ペパーミントやスペアミントのような強い香りじゃないのがまたかわいい。
今年、はびこりそうなのが道路の端にシュートを伸ばして根付いたブラックペパーミントだ。こいつはやけに元気で春に向かって身構えている。ペパーミントよりも緑が濃く茎も黒緑色だ。葉も固く香りも強い。ミントは雑草よりも容姿はいいが性質は雑草のように強く、畑に入れるとほかの植物を駆逐してしまう。ただ、ガの幼虫の大好物で油断すると丸坊主にされてしまう。
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