2011年6月10日金曜日

竹チップで飲酒運転になってしまいそう

竹チップを購入するために、富士宮へ行ってきました。場所は白糸の滝の南南西5キロぐらいのところ。竹チップを販売している三優建設さんを訪ねました。自宅から約100kmありますが、高速道路を使わないで往復しても辛くない距離です。重量があるので、ガソリン代を払っても、直接自分でデリバリーするのが1番安上がりな方法でしょう。

現地に着くと、前日に作った竹チップが袋に詰められていました。あとは車に乗せるだけ。そこで三優さんが「ちょっと待ってください」と荷室にポリフィルムのようなものを敷いてくれました。実は竹はチップにしてまとめると、発酵するのです。そのため熱と蒸気が出て、すでに袋から水が垂れている状態でした。発酵熱も高いところでは70度にもなるそうです。そういえば、発酵熱を暖房に使おうという提案をどこかで見たことがあります。

1個10キロ入りの袋が18個。しめて180kgです。注文する時に大人3人分と頼んだので妥当な量です。積み込み始めると「積めるだけ積んでください。料金は15個分にしておきます」と三優さんのありがたいお言葉が。すごくうれしい。遠慮なく18個全部いただきました。

帰りの車は一気に重くなってしまいましたが、重さよりも湿気が大変でした。休憩で車から離れていると、窓が白いカーテンをかけたように蒸気でびっしり。水がしたたり落ちるほどです。窓を開けて風を流しながら走り、車内を乾かします。それから、発酵するわけですから、酒のような匂いがします。嫌いな匂いじゃないのでいいのですが、飲酒運転になってしまいそうです。

自宅に帰る途中で市民農園に寄りました。できるだけ早く畑にチップを撒かねばなりません。きちんと入れられなくても、とにかく土の上に出してしまおうと12袋までは出したのですが、そこでギブアップ。もうくたくたです。残りの6袋は明日と思ったのですが、なんと雨の予報ではないですか。

向うの建物が三優建設さんの事務所。
まわりはうっそうとしてますが、すぐ下のほうに民家がたくさんある。
車に積み込んだ竹チップの袋。酒米の山田錦の袋だったので、発酵しても似合っているかもね。
袋を開けるとこんな感じ。密集した塊を割って中に手を入れると熱いぐらい。
とりあえず、12袋を畑に出しておく。
竹チップのアップ。粉状のもたくさんあってけっこう細かい。注文時に細かめをお願いしてました。






道具もなにも車から降ろしていたので、とりあえず畑に置いてきたといったところ。









(ここからは12日のお話です)11日は未明からの激しい雨のために作業は休み。よく降ること。12日にチップ積みを再開しました。

畑に行く前にゴム手袋を購入。竹チップを素手で触ると肌にぴしぴし刺さります。もちろん、軍手でもだめ。畑では地面に這いつくばるようにして、竹チップを撒いていきます。狭い畑ですが、けっこう大変です。雨の合間の曇りでよかった。晴れて気温が高かったらくたばってました。

で、途中経過は省略。いきなり完成場面です。

竹チップの積み込み完了。積み込みといえるほどの厚みにはならなかったけど、180kgでちょうどよいぐらいでした。 色が違うところがあるのは、雨で濡れたチップと濡れてないものが混ざっているため。
落花生とエダマメ。落花生の列の中には、まだ種取り用のブロッコリーがある。
エダマメには地際まで入れてます。
落花生は芽や葉の出方が普通の野菜と違うので、地際を少し空けてあります。
2年目のアスパラガス
竹チップのおかげで3年目に大きいのが出てくるか?

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