2011年6月17日金曜日

ブルーベリーは酸性雨もい〜い湯だな!?

クエン酸による水のpH調整がうまくいきそうです。ま、うまくいって当り前のことなんですが、何度もテストを繰り返していると、おお、やっとたどりついたとうれしくなります。水4リットルにクエン酸を小サジにほんのちょっとで、pH5.0に近づいてきました。クエン酸の量も酸度も厳密なものではありませんが、だいたいこんなもんでいいでしょう。

ブルーベリーは、用土が酸性でなければ育たないというのは常識です。しかし、用土が酸性でも、普通の水を灌水していると弱酸性に傾いてきます。弱酸性ではまずいので、そうなると酸度調整をしなければなりません。ならば初めから、酸性水を灌水しておけばいいわけです。だいぶ前から問題になっている酸性雨(pH5.6以下)も、ブルーベリーにとっては快適な打たせ湯なのかもしれません。

ちなみに、あちこちのサイトで、普通の植物(野菜も)は「アルカリ性を好む」、あるいは「弱アルカリ性を好む」という文言に出くわしますが、これはたぶん勘違いされているのだと思います。弱アルカリ性ですら好む植物は非常に限られています。弱よりも少し強いアルカリ性を好む植物は皆無といってもいいでしょう。ほとんどの植物(野菜も)は中性〜弱酸性、あるいは弱酸性を好みます。弱アルカリ性が合う植物でも、ほとんどの場合、中性でも大丈夫です。人間も弱酸性が合うはずです。

ちょいと話がそれてしまいました。酸性大好きのブルーベリーに戻ります。ホームベルとティフブルーのシュートが一気に60センチほどに伸びたので、切り戻し剪定しました。ほっておくと高い位置で枝が車状に出る車枝になって、バランスが大変悪くなります。そうならないように切り戻してやると、よい枝ぶりになり、収量も増えるのです。

4リットルの水に、小サジにわずかこのくらいのクエン酸でOK。
pH5.0に近づいてきました。ラビットアイ系ならこれで十分です。
ひょろりと伸びたホームベルのシュート。これは5月26日に撮影したもので、このとき50センチ強。切った時はさらに10センチほど伸びていました。
生えた位置から35センチのところでカット。 手前の枝は、もう少し短く切っています。
ティフブルーのシュート。こちらも30センチぐらいでカット。

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