2010年11月19日金曜日

ブルーベリーをもう1本、レッドカラントもゲット

またまたホームセンターに行ったのがいけなかったのです。ラビットアイブルーベリーの苗をまた買ってしまいました。今年はもう買わないと決めていたのに、ラビットアイの中で最高に美味いといわれる「デライト」と出会ってしまったのですから、しょうがないですよね。もっとも、ついていた名札の日本語は「デリート」となっていたので、初めはそんなの知らないやと無視していたのです。で、ひとまわりして見直して見ると英語で「Delite」(デライト)って書いてあるじゃないですか。じゃ買うしかないなって。しかし、品種の信頼性はどうなっているのかなあと若干心配しております。ホームセンターはブルーベリーの専門家じゃないですから。苗の卸業者はどうなってるのでしょうか?「デライト」って書けないようじゃ怪しいなあ。

苗木を買った後、他のホームセンターに鉢を買いに行きました。そこでしか売っていない果樹鉢(前出)なのです。はやりのスリット鉢ではないのですが、短いスリットが入っています。そのスリットをノコで長くして使ってみることにしました。どうなるか実験です。

浅いスリット(左)をノコで深くしてみました(右)。この深スリット鉢に「デライト」を植えます。どうなることでしょう。楽しみです。





「デライト」の苗。70センチほどある立派な苗です。1280円。ポットと苗の大きさのバランスが悪いのがちょっと気になる。育て過ぎかも。












先日の復習です。
ポットから抜くと細い根がびっしり。ブルーベリーには太い根はなく、ひげ根といわれる繊維根ばかりです。なので土中に深く入らず、浅く分布します。ハイブッシュで深さ20センチ、ラビットアイで30センチぐらいだそうです。受け売り知識です。
細根ですが、根毛がないので水分や養分の吸収力が弱いのです。根の形態が乾燥にも過湿にも、濃い肥料にも弱く、大木にならないブルーベリーの性質を決定づけています。根鉢を少し崩します。
表面もわずかに削いできれいにします。おもしろいのは、これまで買った苗でピートモスを使ったものがなかったことです。酸性にできれば、ピートモスでなくてもいいのですが、コストの問題もあるのでしょうか?
深スリットにした鉢に植えた「デライト」。木の大きさと鉢のバランスがよくなりました。剪定は落葉してからです。














鉢を買ったついでにまたぐるぐる売り場を回っていて、レッドカラントの苗を見つけてしまいました。何度通っても、初対面物があるものです。カラント(Currant)とはフサスグリのことで、実の色が赤、白、黒の3種類があります。

単にフサスグリといえばレッドカラント=赤フサスグリを指します。フランス語ではグロゼイユ・ルージュ(Groseille rouge)というそうです。カシス(Cassis)という通称で知られるのは黒フサスグリ(ブラックカラント)のことで、別名はグロゼイユ・ノワール(Groseille noir)です。フランス名はいらない?でもまあカシスのことですから。えっと、白フサスグリはですね、実は赤フサスグリの白実品種のことで、ホワイトカラントという品種名はないそうです。なので、赤と白の性格は同じで、けっこうさっぱりしてます。黒はかなりくせがあります。いけずな感じです。たまにレッドカラントをカシスと紹介している例がありますが、単純な間違いです。能書きはさておき、レッドカラントも欲しかったので買ってしまいました。780円。通販で買うより安上がりです。

単なるスグリ(グースベリー)もあります。セイヨウスグリとかアメリカスグリとかいくつかの系統があります。スグリにはトゲがあります。30年ほど前に一度だけ鉢植えにしたことがありますが、日光に当て過ぎたせいで枯らしてしまいました。スグリ一族は必ずしも日を欲しがりません。日陰でOK。夏の強い日や西日には絶対当ててはいけません。

レッドカラント(赤フサスグリ)の苗です。ポイントは夏の暑さをどう乗り切るかです。これも楽しみじゃ。

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