下の写真は以前うちにあったホームベルの実生2代目(下左写真の右の木)と3代目(下左写真の左の木、下右写真も。ややこしいですね)です。どちらも紅葉しています。2代目は引退してもらおうと思っていますが、3代目は2株あるので、有機肥料と液肥で成長具合を比較する実験台になってもらいます。2株とも今は焼物の植木鉢に植わっているのですが、同じ用土で同じ深スリットの鉢に植え替えます。
この2代目3代目は、土が合わないと成長しないという見本になりました。新しい枝は出たのですが、ほとんど大きくなっていません。用土の3分の1に赤玉土を使っています。昔は用土の3分の1を赤玉土にしろというディレクションばかりでした。見直しもせず、昔そのままにしていました。しかし、赤玉土を使うと成長が鈍化します。また、最近でもまだ「用土を選ばない」といった説明書きをつけて販売している苗がありますが、ブルーベリーは用土を選ばないとまったく育ちません。弱い品種は枯れます。素人の鉢植えでは、酸度無調整のピートモスが必須です。2代目、3代目のピートモスは、今では確かめようがないのですが、酸度を調整していたのを使ってしまったのかもしれません。植え替えでバッチリ酸性になるはずです。
3代目を鉢から抜いたところ。成育が悪いと思ったら、根が全く回っていません。 これは土が悪いせいです。赤玉土が良くなかったのです。ピートモスにも問題がありました。
少し力を入れるとこのとおり。簡単にぼろぼろ崩れました。こんなに崩して大丈夫かな。というより、こんなに根が張っていないのに生きているのは、さすがホームベルの系統だと驚きます。弱い品種だと枯れていたかもしれません。深スリットを入れた鉢に植えて完了(下左)。下右はもう1本の3代目です。
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