2012年8月27日月曜日

アワノメイガとトウモロコシをシェアしたぞ

さて、トウモロコシの続きです。7月31日投稿のトウモロコシは5月24日に種を蒔いたものですが、今回は6月11日に蒔いたものです。なので「播種後85日で収穫」という栽培スケジュールから見ればかなり早い収穫になります。ただ、ヒゲが出たのが8月5日ですから、もうひとつの収穫セオリーの「絹糸出現後20〜25日」にはなんとかはまっています。

遅く蒔くほどアワノメイガの被害にあうのだそうですが、まさにそのとおりで、すべてのトウモロコシからメイガの幼虫の糞が吹き出ています。まいったなあ、少しは食いたいなあと願いつつ皮をむいてびっくり。被害が思ったほど広がっていなかったのです。まあ幼虫は何匹もいますから、気持ち悪さはありますが、食い気が勝ってさっさと茹でて食べてしまいました。まあ、美味かったこと。トウモロコシは自家産が1番です。知らずに幼虫を食べていたとしても、知らないのですからまあいいか。

食い荒らされてもろくなっているので簡単に折れた。粉のようなのは幼虫の糞。
幼虫の侵入孔があちこちにある。
トウモロコシの茎や葉は栄養たっぷりなので、刻んで畑にすき込む。
トウモロコシはイネ科なので炭素率が高く、畑に欠かせない有機物になる。











畑から自宅に帰って、皮をむいてみた。なんとなんと、思いのほか実が詰まっていて、メイガの幼虫の被害は頭の方だけだった。
上の写真の真ん中から左によったところでぽつんと黒っぽくなっているのが、この写真の真ん中に見える幼虫の頭。
こちらはもっと先の方いた幼虫。はい出てきたのを見ると、そこそこ大きくなっている。
まだ小さい幼虫。まだ本体に食い込んでいなかった。











頭のほうの5分の一を除けば立派なトウモロコシだ。予想外によかった。
こいつは表皮に孔が開いていたやつ。実の部分にもぱっくり孔が開いていて、中に幼虫が居座っていた。住み心地良かっただろうに。
速攻で茹でる。2本だけなので簡単。トウモロコシは水から茹でる。そのほうが甘味が増すのだ。写真がないけれど、この上にトウモロコシが浮いて水から出ないように落とし蓋のようなものをのせる。沸騰して3分。すぐ引き上げて 10秒塩水にさらす。こうするとふっくらとした張りが保てるのだそうだ。くしゃっとしぼんだのって味気ないものね。
さてできあがり。甘くて美味しいこと。虫に入られたトウモロコシの味は、なにか変化があるのだろうか?まずくなるとか。写真の何ヵ所かに茶色っぽいところがあるが、これは幼虫が這った跡かもしれないな。













0 件のコメント:

コメントを投稿