2012年2月29日水曜日

大雪、色の白いは七難隠す!

「色の白いは七難隠す」と昔の人はいいことを言ったものです。いえいえ女の人の話ではありません。雪が積るとなにもかもきれいに見えること。関東一円大雪です。湘南方面は3センチというのが公式発表ですが、横に伸びた木の枝を見ると、7〜8センチは積っています。湘南では立派な大雪です。その昔、といっても20数年前だったか、ものすごく積ったことがありますが、それに次ぐ大雪です。雪景色は好きなので嬉しいのですが、暖地はすぐ溶けてびちゃびちゃになりますから。あばたがすぐにばれてしまいます。

湘南あたりに雪が降るのは、春が近づいてきた証拠ですね。でも、今年の寒さだと、あと何回か積もるかもしれません。

久しぶりの大雪
でも、明日は気温急上昇とか。
うちのあばただらけの庭もきれいに見える。
ブルーベリーの鉢にもほっこり積って。
挿し木のポットには山盛りの雪。除雪したくなるけれど、穂木が動くので絶対だめ。じっと溶けるのを待つ。

2012年2月27日月曜日

休眠挿し、その後

1月13日にティフブルーとパウダーブルーを早々と休眠挿しし、2月20日にはホームベル、ウッダード、デライトも挿しちゃいました。その後の経過報告です。

すべてちゃんと生きています。早く挿したほうは、厳寒で用土が凍ったこともあるのですが、ノープロブレムです。春の兆しを感じ取って、すでに芽が膨らんでいます。もちろん、根付いたわけではありません。穂木に残った養分と吸水によって動いているのです。この芽が伸びて小さな枝葉になると光合成を始めて、根を生やすための養分を自分で作り出します。はじめの枝葉の伸びは比較的早く止まり、しばらくすると次の新たな芽が動き出します。こうなったらもうしめたもの。根が生えた証拠です。後から挿したほうも、まだ挿して1週間しかたっていないのに、芽が動いています。びっくりしました。

(向かって右から左へ)ティフブルー、ホームベル、ウッダード、パウダーブルー(タテの列)
ひとつのポットに2、3本いっしょにしても問題ないのだが、たくさん挿すわけではないので1本づつにしている。
ティフブルー
芽がかなり膨らんでいるが、ひょっとしたら花芽かもしれない。昨年もまったく膨らんでないところから花芽が出たから要注意。
パウダーブルー
上下の芽とも少し動いている。これは葉芽まちがいなし。
ウッダード
遅く挿した組では、1番動きが早い。まさか花芽じゃないよね。
ホームベル
後発組のなかでも1番動きが遅いが、それでも芽の中央がほっこりしてきている。








デライト
向かって右のポットは昨年6月に緑葉挿ししたもの。
左のふたつが20日に挿したもの。
20日挿しの芽の動きが早い。これも花芽のおそれあり。
昨年6月挿し
穂木の上の芽はまったく動いていないので不安になるが、
下の芽はちゃんと動いている。
この木はすでに根が生えているので、心配はないはずだ。

2012年2月25日土曜日

残した3本のブルーベリーを剪定

24日にホームベル、ウッダード、ノビリスの剪定をしました。1月13日に1回目の剪定した時に残しておいたものです。普通に剪定するだけで、問題はなにもありません。前回同様、切り取った枝を休眠挿しに使いました。

ホームベル
全ブルーベリー中の最強健種。昨年、シュートの切り戻しがうまくいかなかったので、ひょろひょろしている。花芽も非常に少ない。
とにかく細い枝はほぼすべてカット。大きな花芽がある細枝を1本だけ残したが、これも切ったほうがいいかも。
ウッダード
同じように細い枝をカットする。
昨年1本だけ出たシュートには花芽がいっぱい。細い枝にも花芽がびっしり。どんどん切ってしまう。今年は根元からのシュートに期待したい。
ノビリス
ほかの種にくらべて、木がぐにゃぐにゃしている。おさまりがつくまで、時間がかかるそうだ。
ぐにゅっと伸びている枝をカット。根元から出ていた不良シュートもカットした。花芽は多くはないので、ちょうどいい感じ。

2012年2月11日土曜日

アースチェックで意外な結果

恒例?のアースチェックです。土壌のpH(ピーエッチ=水素イオン濃度指数)を検査します。早い話が、酸性かアルカリ性か調べるわけです。中性が7.0で、数字が大きいほどアルカリ性が強く、小さくなると酸性が強くなります。人間の胃液は1.0〜1.5の強酸性で、食物を分解したり、細菌やウイルスをやっつけたりしています。ライオンなど肉食系の野生ほ乳類の胃液は、人間よりもさらに強烈な酸性なのだそうです。

今回は畑の土を検査します。恒例といいましたが、実は畑は初めてです。畑のpHは6.0〜6.5の弱酸性が1番よく、ほとんどの野菜が順調に育ちます。で、検査の結果を先に言うと、1年以上なにもしていないアスパラガスの植え床が6.5、半年以上前に蛎殻を撒いた場所も6.5、つい最近になって化石石灰で酸度調整したつもりの場所が5.5。完全に予想をくつがえされました。なぜなのか、頭の中がちょっと混乱しています。

サンプルの土
チョコ1杯分をコップに入れ
 チョコ2杯分の水道水を加え、よくかき混ぜて沈殿するまで待つ。半日ぐらいほっておくと、
やっとこさきれいになってきた。ちっちゃな試験官に2.5cc採って、
試薬を3滴注ぐ
5.5ぐらい?5.5と6.0の間ぐらいか?化石石灰で酸度調整したつもりの場所なのに。うーん・・・。でも、サツマイモにはちょうどいいね。
6.5でばっちし。半年前に蛎殻を撒いた場所。もっと酸性に傾くと思っていたのだが、意外な結果。??
6.5。1年以上なにもしていないアスパラガスの植え床。な、なぜなの?わ、わからない。結果はいいんだけどね。