2011年4月29日金曜日

猫額庭のブルーベリー

ブルーベリーの花が満開になりました、と言いたいところですが、そんなにたくさん花があるわけではありません。今年は3年生なので、咲かせるつもりはなかったのです。しかし、なにもないのも寂しいと思い直して、ちょっとだけ咲いてもらったというわけ。なので、ほんとにちょっとだけです。

ブルーベリーの成育は順調で、葉がちゃんと展開したため、専有面積が広くなったような印象です。枝が伸びるともっと広がってしまうに違いありません。できるだけ縦長に育てなくては。縦に伸びる品種をメインに選んでいるのですが、ウッダードだけは開張性(横に広がる)なんです。将来は剪定で対応するしかありません。

葉が広がり、枝も少し伸びてきた。
(手前の鉢から)ティフブルー、デライト、ホームベル、ノビリス、パウダーブルー、もうひとつティフブルー。 ウッダードは違う場所に置いてあるので、無視されがちです。
花はいろんな部分の形とか色など、ほんのちょっとしたところに違いがあります。
ティフブルー
パウダーブルー(上)
ティフブルーと比べてみた。
 ホームベル
 デライト
 ノビリス
これはまだ固い蕾です。花期はパウダーブルーやデライトと同じはずだけど。今年だけではまだなんともです。
 ティフブルーのシュート。大きくなれよ!

2011年4月27日水曜日

トウモロコシの苗をいただいた

市民農園のお隣さんにトウモロコシの苗を10本いただきました。感謝感謝です。畑に行ったところ、10本の苗がまとめて仮植えされていました。昨日、「いなかったら畑に植え込んでおくから」と言われていたのです。さっそく定植しました。

しかし、しかしなのです。無肥料初年度の去年は、トウモロコシはまったく育ちませんでした。草丈があまり伸びず、穂もちょっと出ただけ。さて、今年はどうなることでしょう。少しはましになるのかなあ。

いただいたトウモロコシの苗
お隣さんはプロ級です。次々と成果を挙げています。手前からジャガイモ、エダマメ、トウモロコシ、タマネギ、サトイモ が整然と植えられています。
右の方のロープが境界線。右下にいただいた苗が見える
いただいた苗はすぐに定植。右上にぼわっとあるのは、ハクサイの今時分の姿です。
 小さいけれど、トウモロコシそのものの姿です。
さきほどのハクサイ。タネがいっぱい育っています。
こちらはダイコン。やはりタネ採りです。

2011年4月26日火曜日

キウィフルーツが変だ

つい先日、ぐんぐん伸びるキウィフルーツとか言って喜んだばかりなのですが、その後すぐ、「あれ変だ」ってことになってしまいました。葉の展開があまりにも遅いのに気づいたからです。普通は枝が伸び始めると同時に葉も広がって大きくなるのですが、今年は枝が伸びても葉が十分には広がりません。えーっ、どーして〜?

水平の棚の枝はちゃんと葉が広がっているのですが、西日避けを兼ねて縦に配置した部分の枝がすべて変なのです。なぜだろうって考えても答えは出ないのですが、昨年、角斑病で葉がばさばさと落ちてしまったことと関係があるのかもです。この後、ちゃんと葉が広がるのか見守っていくしかありません。

 花芽がたくさんついているのはいいのですが、葉っぱが小っちゃすぎ。垂直棚のすべての枝がこうです。
 20センチぐらいの枝です。ご覧のとおり、葉が大きく広がらず、縮んだままです。
 こちらは15センチぐらい。花芽はきっちりついてますが、葉は開いていません。
 水平棚の枝は葉がちゃんと広がって茂ってます。左側の枝が20センチぐらいです。上の異常枝との違いは一目瞭然。
15センチぐらいでもちゃんと葉が広がってます。

2011年4月22日金曜日

キウィフルーツがぐんぐん伸びてます

キウィフルーツの手入れを始めました。油断するとすぐ枝が伸びて、春の強風に煽られてポッキリ折れてしまいます。せっかくの花芽を無駄にしないように、ひもで結んでサポートしてやります。明日は強風が吹き荒れるという天気予報なので、大急ぎです。

今年のキウィフルーツは花芽がすごいのです。枝という枝にびっしり花芽がついています。なので摘蕾します。蕾のうちに摘んでしまいます。これをやらないといい実ができません。去年は花芽が少なかったのですが、キウィヒメヨコバイの発生がわずかなので喜んでいたのです。ところが、暑さのためか、角斑病になって葉がばかすか落ちてしまいました。今年はどうなることでしょう。無事を祈っています。

この枝には花芽が11個ついています。これを3個にしてしまいます。小さな側蕾は全部とります。基部のほうのもとります。
こちらがとったあと。すっきりです。












ゼラニウムの葉が異常を告げています。黄変して、この後で落葉します。さて、なにを訴えているのでしょうか。今のところ不明ですが、ゼラニウムは不満があると必ず葉に出ます。うーん、困ったと思いながら、となりの黒い鉢に植わっているブルーベリーを見たら、枝をアリがはっていました。ピンセットでついっとつまもうとすると、糸を引いてぶら下がるではありませんか。おや、アリと違うぞ、と写真を撮って、ゼラニウムに逃がしてやったのですが、葉に落ちたと思う間もなくクモの餌食になってしまいました。ひえーってなもんです。

花は咲いているし、蕾もでていますが。ゼラニウムとは相性が悪いのかな。 茎挿しして活着しても、ぜんぜん大きく育たなかったりします。
 きみはなにものじゃ?やはりクモの類でしょうね。

クモのご馳走にされてしまいました。
草葉の陰の日常茶飯事。

ついでに、ゼラニウムにいたクモをもう1匹。

2011年4月20日水曜日

春爛漫と喜んでばかりはいられませんが

福島県三春町の滝桜が見頃になったとtakizakura.comが伝えています。どんな時も花が咲くとうれしい気分になります。さまざまな木々や草々に緑が萌え、花が咲く。当り前のことが、今年はなにか特別のことのように感じてしまいます。

わが猫額庭も緑が増えてきました。ちょっと気をそらしていた間に、レッドカラントの花が咲いていました。まあ地味な花ですが、かわいいのです。キウィもかなり枝葉が出てきました。まだ小さな枝に、小さな花芽がいっぱいついています。枝を早め早めに誘引しないと、春の風に折られてしまいます。キウィの新梢はものすごくもろいのです。

前よりもだいぶ葉の量が増えてます。
向かって右側の枝は、かなりの部分が枯れてしまったようです。
 枝分かれした少し上の新梢の際から花の房が出ています。
そのアップ








こちらは頂芽から出た花です。房のようにはなっていません。
キウィもいっせいに枝葉が展開。誘引できない枝は、風で簡単に折れてしまいます。アップにすると花芽があるのがわかります。
ぷちっと丸いのが花芽です。








もうひとつのチューリップが満開に。ピンクとオレンジを5本づつ植えたのですが、よくない球根が混ざっていたようです。

2011年4月16日土曜日

カイガラムシとアブラムシ

野菜作りではカイガラムシの話があまり出ませんが、樹木を植えているとよく出会います。貝殻みたいな外見だからカイガラムシ。安易な名付け方ですが、よく合っています。1度木についてしまうと移動手段を捨て、定着してしまいます。猫額庭でカイガラムシに好かれているのは立ち木性のローズマリーです。ほっておくとびっしり行列になって、木の育ちが悪くなります。ピンセットでつまんで外します。匍匐性のローズマリーにはまったくつきません。不思議。

アブラムシはプロも素人も誰にもおなじみの1番ポピュラーなムシです。新しい芽や葉を中心に、なんにでもとりつきます。油断するとワッと大増殖して、見映えも非常に悪くなります。ウイルス病を媒介するので退治しなければなりません。農薬は使わないことにしていますので、さてどうしましょう。以前は牛乳を噴霧したことがあるのですが、牛乳の痕跡が残ってきれいじゃないのです。それと臭くなります。で、今年は、ネットで紹介されていた方法を採用。水に食用油と台所用液体洗剤を加えてシェークッ。アブラムシだらけのソラマメに噴霧してみました。うまくいってくれ。

ローズマリーの枝にとまったイセリアカイガラムシ。別名ワタフキカイガラムシというとおり、白い綿のようなものを吹いています。
 イセリアカイガラムシの行列。このぐらいの混み具合ならいいほう。ちょこっと白く見えるのはロウムシといって、やはりカイガラムシの1種です。
 ソラマメは黒いアブラムシだらけでどうにもなりません。
無肥料なのでよそのと比べると小さいのです。
わかりにくいけどアブラムシがびっしり。たんねんに噴霧してみます。
 これはなんじゃ?これはアスパラガス区画です。春になって伸びてきた雑草を抜いてすき込んでみました。アスパラちゃんがいるのわかります?
ここです。2年目にしては細いかも。無肥料ですから。無肥料でちゃんと育てるのは大変。まだまだです。
玄関前のチューリップ。セットで売っていたので、大きさがこんなにばらばらとは思いもしなかった。

2011年4月13日水曜日

ブルーベリーが元気に葉を広げてくれた

4月になってから、ブルーベリーの葉が一気に展開してきました。3月は「お、パウダーブルーは葉の展開が早いな」って感じだったのですが、今はみな同じぐらいの葉の伸びです。

ブルーベリーの挿し木も順調に葉が展開しています。挿し穂が水をちゃんと吸い上げている証拠です。といっても、まだ根付いたわけではありません。挿し穂に蓄えられていた養分を使って葉が展開しただけで、養分切れによって伸長は止まります。いつになるのかちょっとわからないのですが、発根すれば本格的に枝が伸びてきます。「根、出たかな」なんて触ると失敗します。挿し木の不成功の原因のひとつが、挿し穂を動かしてしまうことです。

ブルーベリーの鉢と挿し木(向かって左のトレー)、右のトレーはマリーゴールドの苗





挿し木の葉もかなり出ています。
うちの猫額庭のように狭くてたくさん植えられなくても、こうして保険苗を作っておきます。たまに突然枯れたりしますから。




ノビリスの挿し穂
ティフブルー
挿し穂のアップの写真は6日に撮影したもの

 ブルーベリーは手前からティフブルー、デライト、ホームベル、ノビリス、パウダーブルー、ティフブルー。ティフブルーは有機肥料と液肥で、成育の比較をやっています。もう1本、ウッダードがあります。
 パウダーブルーの蕾。あっと、キズのある大きな葉は落葉しないで残った去年のものです。
手前の鉢の木はレッドカラントです。芽吹きが思いのほか遅かったのです。ふたまたになった右側の枝は、上のほうの芽が死んでしまったのかもしれない。
ミニ花壇は左側手前からメキシカンセージ、アップルミント、イングリッシュペパーミント、ペパーミント。右側手前からカモミール、富良野改良ラベンダー、ラバンディンラベンダー、ローズマリー。奥の方は見にくいですね。

2011年4月7日木曜日

花も木もじっとしてはいられない

暖かいから、今まで縮こまっていた手足を一気に伸ばしてみた。自然界はどうもそんな感じになっています。我が家でもプランターのチューリップやラベンダーが咲き、ブルーベリーの葉もかなり展開してきました。近所の桜も咲いていますが、まだ満開とはいきません。どうも東京のほうが暖かいようです。

 チューリップ開花第1号。これはごく普通のチューリップです。向うのプランターにわざものが植わっていますが、あちらはまだツボミも見えていません。
 ラベンダーなのですが、なにラベンダーなんだろ?フレンチにしてはくるくるリボンがないし。
ラベンダーはどうなったら満開なのか?
図書館横の桜です。これは早くてほぼ満開。

人がどうなろうとも時は過ぎゆく

人間社会はどうしようもなく大変なことになっていますが、そんなことはおかまいなしに、時は巡っています。ぽかぽか陽気に誘われて久しぶりに畑に行ったら、菜の花が咲いていました。タネを採ってやろうと放置しておいた出来損ないの野菜たちが花を咲かせたのです。ちゃんと花が咲くのだから、出来損ないと言っちゃあ申し訳ないですね。

ハクサイは黄色のいかにも菜の花らしいかわいい花、ダイコンは白い花。ブロッコリーはあのゆでて食べるところが全部黄色い花になります。キャベツはまだうんともすんともいいません。菜の花というのはちゃんとした「菜の花(アブラナ)」という種類なのだそうですが、アブラナ科アブラナ属の花はみんな黄色い菜の花で通ります。ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーはアブラナ属。ダイコンはダイコン属で、花も白いので菜の花とは言えないかも。

採ったタネを蒔いてやろうと思っているのですが、アブラナ科はすぐ交雑するそうなので、うまくいくのかどうかちょっと不安です。

ハクサイの花。このタネからも、菜種油が採れます。

 ブロッコリー
まだツボミのほうが多い
 ダイコンの花

こちらはソラマメ。春になったこれからが本番です。