2014年4月11日金曜日

京イモ(竹の子イモ)を植えたよ

京イモ、またの名を竹の子イモ。どっちで呼ばれることが多いのだろう?育ったイモの見かけから言うと、竹の子イモがしっくりくる。

京イモという名前は、あやかりネームだそうだ。主生産地は宮崎県小林市。昭和30年頃、産地の方たちが関西へ売り込みに行った折りに京都でおいしいサトイモを食べ、「京都のおいしい料理にあやかりたい」と京イモと名付けたという。それまでは「台湾イモ」と呼ばれていたそうだから、華麗なる変名でイメージチェンジをはかったわけだ。

この京イモ、これがやたらに美味しいのだ。ちょっと甘めに味付けすると、ほくほくして口中幸せいっぱい。粉質で身が締まって煮崩れせず、正月のお節料理にもぴったりくる。去年は4コ植えたのだが、あまりに美味しかったので、今年は種イモを10コ植えた。去年は1コが腐って芽が出なかった。今年は全員がんばって出てこいよ。


京イモ
500グラム買ったら13コあった。うち1コは一部が腐っていたため廃棄。
すでに芽が活動している。湿ったもみ殻などにつっこんで芽出し作業をする人もいるが、面倒ならしなくても問題なし。
この1番広い畝に2条植えするよ。京イモを奥側に、手前側には石川早生を植える予定だが、石川早生は種イモがまだ来ない。
あらかじめ打っておいた目印におおまかにあわせて、溝を掘る。30センチぐらいの深さまで、ひたすら掘る。

掘った溝にまず牛糞堆肥を入れ、その上に醗酵鶏糞を重ねて入れる。どちらも量は適当。その上に土を5、6センチの厚みでかぶせる。
 種イモを50センチ間隔で配置。京イモは地上部がやたらに大きくなるので、間隔を広くとらないといけない。広いほうがイモの成長もよいそうだ。

そうそう、京イモは「親イモ」(正しく言うと子イモなのだが、まあいいだろう)を食べるので、子イモができないように育てるほうが大きくなっていいんだ。次の年に使う種イモが欲しい場合は、子芋、孫イモをつけるようにする。
位置が決まったら、種イモを芽を上にして立てて倒れないようにしてから、土を戻していく。さあ、がんばってくれよ。
10コのうち、2コだけ「逆さ植え」に挑戦してみた。サトイモのトレンドは「逆さ植え」なんだそうだ。「逆さ植え」のほうが土寄せの手間を省けるし、収量も多いという。ただ、京イモでは正解かどうかわからないので、テスト、テスト。
全部土を戻しておしまい。植えた所をわざと低くしてある。土寄せで楽しよう作戦。いやー、疲れた。たった1列植えただけなのにね。
種イモが2コ余ったけど、もう植える場所がないなあ。



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